消しゴムの本当の役割は 間違いを消すことじゃなくて 間違えたっていいんだよって 鉛筆を安心させることだ
この言葉をインターネットで拝見しまして、西覚寺でも掲示板に上げさせていただきました。
一つでも間違ったことをやってしまったら、もう二度と立ちあがれなくなるくらい叩かれる世の中になってきている気がします。
芸能人のニュースや、政治家のたった一言の失言で、もうその人の全人格を否定するような報道がなされます。ちょっと潔癖すぎる社会になってきている気がします。
芸能界や政界だけではなく、私たちの身近な所でも、一度でも間違えたら、失敗したら、はみだしたら終わりのような、強迫観念があるような気がいたします。。。皆が皆、裁判官になってませんか。
誰しも間違えてしまうことはあります。お互いさまです。
消しゴムは間違いを消すためにあるんじゃありません。僕がいるから間違えたって大丈夫!という安心感を鉛筆に、私たちに与えてくれるから、私たちは安心して思いっきり、字を書いたり、絵を書いたりできるんですよね。
生きていくってことは間違えることの方が多いかもしれません。
ぼくがいるから間違えたって大丈夫だよ!
そんな心と出会う時、人は安心して生きていけるのではないでしょうか。
どんな自分でも受け止めてくれる心とであっていくことで、人のことも受け止めていける自分になっていけるのではないでしょうか。
私も裁判官にならないように気を付けます!
南無阿弥陀仏